SS-J208
仁 STYLE No.44
不言実行 一陽来復。
ただひたすらに突き進む
都会の喧騒から離れ、一番落ち着ける場所へと向かう。心地よく目を閉じると柔らかな暖かさを感じる。気のおけない仲間と酒を酌み交わしひとときの安らぎを心から愉しむ。英気を養いまた社会という戦場で闘える。
不言実行 一陽来復。
ただひたすらに突き進む
威風堂々SAMURAI魂。
自らを律し生きる漢の人生の証
色即是空 空即是色
慈悲と無常の泰然自若 静寂の心
気骨稜稜切れる程の視線 只
真直ぐに生きる人生SMAURAI道
諸行無常一切皆苦 落ち着き払った男の想い 日々の余裕は困難に立ち向かったからこそ
全てを受け容れ寛容に熟す侍が示す男の背中で語る生き様
全身全霊集中し磨く魂は修羅の如し武士道に生きて三徳を心得人の世を流れる。
大道廃れて仁義有り こんな時代だからこそ自身を律し侍魂を磨き続ける
燃え盛る熱く尊い想いは迦楼羅炎の如く禅那に於いて明鏡止水に通じる静かな心。
三世に渡る一貫した思想が血となり骨となりSAMURAIを形造る
厳しく律し突き進んだ自身の生き方一将功成りて万骨枯る
其の成功は同志と共にただひたすらに生きてきた証侍である前に男であり人である
日常の喧騒より離れ無を求めて禅那に至る。
生業は図らずも違えど現代日本の侍は魂で語る術を知る
厳しい表情の中に差す一条の優しい視線
男の存在感は真摯に生きる信頼感を物語る魂の姿
研ぎ澄まされた三徳余裕を持った男の表情に慈悲喜捨の想い
侍だからこそ感じる心
落ち着き払った無情の眼光鈍く輝く燻し銀の佇まいが語るのは
男としての誇りである義の想い